2017-09-21

ミミヤマミシンの照明

照明を作りはじめました。照明器具というよりは、光る遊具 といった感じです。
傘にもなってないものもありますが、眼や空間が楽しいものになれば嬉しいです。
ミミヤマミシンにて販売しています。
お店のインテリアに使ってもらったりもしていく予定です。

照明の加工はelementの猪原さんにおねがいしています。
猪原さんの作られる照明器具は古道具やいろんなモノとのコラージュでできていて、
機能的なほんとに照明器具です。



ミミヤマショップは毎週金土日の13時から19時までオープンしています。
お問い合わせなどはメールでお願いいたします。
mail@mimiyama-mishin.net

どうぞよろしくお願いします。




2017-09-07

コーポレア

9/16(土)・9/17(日)は、ダンサー/振付家の菊池航くんと私とで「コーポレア」という
状況をつくります。
入場料は1,500円(2ドリンク+スナック菓子)で13:00から19:00までオープン。
15:00からと17:00からの2回、3〜40分のパフォーマンスがあります。入退場は自由です。


「空間は状況だ」という言葉がずっと気になっていて、それはどういうことなのかよくわからないのでいろいろやってみることにしました。

観てる人が演じる人になってたり、置いてあったモノと観てる人が同じになってたりするのを、観てる誰かが気付いたり、演じる人が気付かなかったりしたら面白いなと思います。

私は「状況」っぽいモノ集めと、会期中2日間はずっとBARミシンをオープンしています。
なりすましママを演っていますので遊びにきてください。




・曽田 朋子(そだ ともこ)/糸をミシンで縫い固める方法でつくる立体物は帽子や遊具などになり、用途があったりなかったりする。2014年に参加した「神戸-アジア・コンテンポラリーダンスフェスティバル」をきっかけに動作や身体や服が気になりだし、着ることが動作だけになる「着る遊具」を試案制作中。レンタルスペースとアトリエ兼ショップのミミヤマミシンを運営している。

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作家や演者など、つくる側によってほぼ全て設定されていると思っていた空間が、
常に変わりゆく状況の一部分だとしたら、そこに居合わせた人はいくらでも状況を替えられるとしたら、それを観る術やそこに居る方法はどれだけほどあるでしょう!
そしてその状況のためにわざわざ「つくる」モノってどんなものでしょうか?
というようなことに詩人の辺口芳典さんが5秒でつけてくれた名前が「コーポレア」です。




・菊池 航(きくち わたる)/近畿大学でダンスを始める。2008年よりダンスカンパニー「淡水」を主宰、振付演出開始。「意味は無いが無駄は無い」作品で、ライブハウスやギャラリー等空間を開拓しつつ主催公演を重ねる。その場にいて、立つことから踊りになる過程を実感しながら、動きとして納得出来るダンスを目指す。桑折現演出「dots」の作品や山下残振付「左京区民族舞踊」などへ出演、東野祥子「ANTIBODIES Collective」メンバー。
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ダンスするとき一番考える事は「状況」なんです。ここは自分にとってどんなところでどんなことをしているのか。
それを届く範囲より外から意味分からないくらい風通しよく、どこかに放り投げてもらいたい。
だから完成してないです。毎回どうやってもきっと何かが着地させません。
今回、曽田さんもお客さんも自分も変わりゆく「状況」だからです。
そんなしっちゃかめっちゃかな「状況」に、なりに来てください加担して。
あなたもわたしも一緒くたに。