2014年の2月に、神戸ーアジア コンテンポラリーダンスフェスティバル#03
で制作し公演された岡田利規×曽田朋子×Pichet Clunchun
の第2弾がこの2/28・3/1にバンコクにてリ クリエーション、公演されました。
前回は全く初顔合わせの3人がフェスティバルの大きなテーマであった
「住処」「移動」「家」「服」などから着想を得て(作り方も作っていく)
ひとつの
作品を作りました。
今回はそのリ クリエーションということで
前回よりも短い制作期間(公演の日を含めて6日間)とピチェのつくったバンコクの屋外劇場で公演するということは決まっていましたが、
どれくらい作り直すかということはピチェのスタジオで私たち3人と2人のダンサーが顔を合わせてから話し始めました。
そして、それぞれがそれぞれの方法で作って持ち寄るというやり方に決まりました。
必ず3つ(3人)は繋がっていると確信したとピチェは言っていましたが、
私は自分が放した伝書鳩がちゃんと帰ってくるか確信は持てませんでした…
しかし、伝書鳩は戻って来ずとも何らかの方法で何故かメッセージだけは伝わってたという不思議なことはあるだろうと思っていました。
そして4日目のクリエーションで私は伝書鳩は戻って来ないと確信しました!
しかし、違うものに姿を替えた伝書鳩が…あれはきっと最初は伝書鳩だったはず。
そして公演は素晴らしいものになりました!
音が人に関係し、動きが光に関係し、ことばが色に関係するというようなことです。
関係をつくるというよりは関係を生み続ける感じです。
(その結果関係が生まれないということも含めて)
でも日本に戻って、ミミヤマミシンで普通に作業をしていて思ったことは
「バンコクでのあの時間とやってること一緒やん。」でした。
とても幸せを感じた次第です。
たくさんのみなさんどうもありがとうございました!